2023年11月20日

家康公が愛した浅間界隈を てくてく ぶら門前 ご報告

10月28日に開催した
家康公が愛した浅間界隈を
てくてく ぶら門前


浅間界隈徳川家康ゆかりの地をてくてく歩いたミニツアーから
ぜひ訪ねて欲しいスポットをご紹介しますemoji09

大河ドラマ どうする家康 もクライマックス
関ヶ原の戦いから天下統一
大御所となってふたたび 駿府城の主へ
最後の舞台は駿府?

静岡浅間神社からスタート
権禰宜の宇佐美さんに 徳川家康を祀る
八千戈神社を前にお話しを伺いました

幼い竹千代の時代から大御所の晩年まで
何度も訪れ崇敬した神社にはいろいろな逸話がのこります

八千戈神社には若いころの家康の姿を実際に見た人が作った像が祀られているそうです
私たちがイメージする家康の姿とはちょっと違うそうなんです
御神体として非公開なんですが、ぜひ、御開帳して欲しいものですね

塗りあがったばかりの回廊をみて、楼門のそばの
神厩舎
何でも願いをかなえてくれるといわれる
白馬は 家康公の愛馬がモデル
厩舎だけれど畳敷きの部分があるのは特別な将軍の愛馬だからなんですって

次は、東雲神社

この地は浅間神社の別当寺だった惣持院のあった場所です
大御所のブレーンの一人、南光坊天海が宿舎としていました。
東照大権現として家康を神格化した天海ゆかりの場所は東照宮にぴったり
丸山の権現さん」として江戸時代は信仰をあつめましたが、明治時代の一村一社令にょって八雲神社と合祀され東雲神社となりました。

静岡市歴史博物館で開催中の企画展には
東雲神社の徳川家康像が公開されています。
寛永年間に造られたものです。
奉られていた社殿もかつては小さいながらも漆塗りの立派なものだったそうですが、残念なことに放火により焼失しました。
しかし、地元市民の熱意と寄付により平成20年に現在の社殿ができました。
街道から少し入っただけなのに不思議な空気に包まれる東雲神社です

有名てんぷら店となった庭園を過ぎると、次は安西寺

明治42年に中町からここへ移転したこの寺の境内には
新たに徳川家康の銅像ができました。
それもそのはず、この地に 福田寺(ふくでんじ)という寺が建てられたことには
家康がかかわっているのです

銅像の鷹狩姿が示すように、この地に立ち寄った家康は ここが京都円山に似た景色を望めることから、家臣の後藤庄三郎に命じ、京、円山から僧を招き福田寺を創建しました

境内には故事を伝える石碑もあり、家康による和歌も刻まれています。
丸山町の地名の由来といわれる

松高き 丸山寺の 流れの井
いくとせ住める 秋の夜の月

(慶長5年9月と石碑にありますが、大御所として駿府城に居た頃ではないかなと思ったり…)

後藤庄三郎は慶長12年、駿府にも金座をつくり、江戸幕府の御金改役として活躍。境内には庄三郎の銅像もあります。

毎月24日の日限地蔵尊の縁日には、たくさんの方がお参りします。
浅間神社からも近く、街道沿いに大きな看板もあり分かりやすい場所なので、ぜひ、立ち寄ってみてください

道路越しに、若宮八幡宮の大楠をご紹介。
石鳥居をくぐって長谷通りを進み、天神湯の角を左に曲がるとすぐです。

家康も癒されたに違いない、樹齢千年を超える大樹はパワースポット
こちらへもぜひ。

てくてくぶら門前は、この後、浅間通りを進み、報土寺もご紹介し、中町まで。
報土寺については、コチラの昨年のぶら門前の記事に
https://sengendori.eshizuoka.jp/e2200689.html

てくてく家康たびのパンフレットでもご紹介した
的場源七と切らず飯の逸話
なんと、こちらをごらんになった御子孫の方が、商店街事務所に立ち寄ってくれたんですよ。今も市内にお住まいです。

参加者のみなさまとのお話も弾み、楽しいまちあるきでした。
今回は大御所時代の家康ゆかりのスポットをご紹介しました。
ぜひ、めぐってみてくださいemoji02
  


Posted by 浅間通り商店街 at 23:11てくてく家康たび