2019年12月24日

夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

静岡浅間通り商店街では平成23年より、地域の歴史再発見プロジェクトという活動を続けています。

浅間通り界隈の歴史を歩いてご案内する ぶら門前ツアー
講師を招いた講座 門前塾
この二つが活動の中心ですが、こういった企画に参加していただいた方がテキストとして活用できて、浅間通りが歴史の宝庫ということがアピールできる冊子をつくろうと始めたのが夢門前歴史帖なのです。
夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

平成25年3月に初版を発行。増刷にあたっては追加加筆を加えてこのたび、第五版を発行しました。ページ数もどんどん増えてしまいましたが、頒価は変わらず300円です。
新しく加えた内容についてご紹介します。

夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

商店街を訪れた方が目にする赤い鳥居の由来など、知ってるようであまり知られていない情報を「浅間通り商店街 点景」のページにまとめました。

夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

この界隈の出身者や住んでいたことのある歴史上の人々の生きた時代を知ることができる年表のページには「今川氏の時代」を1ページ加えました。今年は今川義元生誕500年。今川館と浅間神社を結ぶ浅間通りは、今川氏代々も歩んだ道です。欠かすことはできないのです。

夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

こちらの駿府城公園の場所の変遷と合わせて、時代を立体的に感じていただけたらと思います。
発掘調査が続く公園ですが、賎機山先端から浅間通りをとおってつながる微高地なので、古来この地の支配者が暮らすのに適した場所でした。駿府城以前が気になります。
それにしても、明治以降のダイナミックな変遷。若い方にも未来の静岡市民にも心にとめておいてほしいものです。

年表に生没年ともにミニ解説を加えた人物もどんどん増えています。今回は忘れてはいけない二人の芸術家を追加。芹沢銈介海野光弘です。共にすぐそばで育った人たち。いつか門前塾でも取り上げてみたいです。

夢門前歴史帖 改訂第五版 発行

現在の地図による歴史散策MAPには、駿府九十六カ町の町名碑の位置を。普段なにげなく歩くところにあったりしますから、歴史帖片手に巡ってみませんか?

この新しい歴史帖は、商店街組合事務所や制作委員会の店、安本酒醤油店、あべの古書店、原木肥料店、そふと研究室でお手に取っていただけます。これから、扱い店も増えていきますので、年末年始ご来街の折りにぜひ、ごらんください。

まだまだ勉強中のプロジェクトメンバーたちです。何かお気付きの点がありましたら、ご遠慮なくおしらせ下さい。ご意見などお寄せいただけたら幸いに存じます。



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